令和6年度「障害者スポーツ推進プロジェクト(スポーツ指導者やボランティア等のスポーツを支える人のための障害者対応指導ツールの改定等)」の公募について

  • スポーツ庁から
2024.08.01

令和6年度「障害者スポーツ推進プロジェクト(スポーツ指導者やボランティア等のスポーツを支える人のための障害者対応指導ツールの改訂等)」の募集を開始しました。

皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。

 

詳細は以下URLよりご参照ください。

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00305.html

 

【事業の趣旨】

東京大会により、スポーツを通じた共生社会の実現に向けた機運が醸成されたが、障害のない方で障害者スポーツを体験したことのある方の割合は低く、障害のある方とない方がともにスポーツをする、ユニバーサル、インクルーシブなスポーツ環境を整備することが必要である。また、成人一般に比べて障害者のスポーツ実施状況が低調であることから、障害者特有のスポーツの実施に係る障壁の解消と、スポーツ施策の実施体制上の課題の解消を図ることが重要である。そういった背景に基づき、スポーツ庁では令和5年度に障害者スポーツの指導に携わったことのない、健常アスリートの指導者が、指導現場で対応しうる障害種の特性から障害者にスポーツを指導するための留意点・事例等を包括的にとりまとめたツールを作成した。
作成したツールは、スポーツ指導者が現場で活用しやすいよう改訂していくことが必要である。そこで、本事業では、作成したツールを試用した指導者等への使用感等を含めたヒアリング、当該ヒアリングの結果を踏まえたツールの改訂を行うこととする。こうした事業によって、障害の有無にかかわらず指導の提供につながり、ともにスポーツを実施できる環境の整備等を図ることを目指す。

 

事業の内容】

受託者は、上記目的の達成に向けて、以下の(1)と(2)の内容を実施するものとする。なお、本要領に定めのない事項については、スポーツ庁と協議の上で決定することとする。事務局の担う行務は、有識者の検討委員会の設置・運営、本ツールを試用した指導者等へのヒアリング、当該ヒアリングに基づくツールの改訂、および成果物の提出とする。

 

(1)障害者対応指導ツールの改訂 

   以下の1-4を実施することとする。

  1.委員会メンバーの編成及び検討委員会の設置・運営

  2.ツールの使用感等のヒアリング手法の検討とその実施

  3.スポーツ指導者等へのヒアリングを踏まえたツールの改訂

  4.作成したツールの製本

 

(2)報告書の作成 

上記(1)と(2)の業務により得られた成果(調査研究の実施に伴うデータを含む。)を基に、事業の概要及び団体等の参考となるポイントを記載した報告書を取りまとめ、内容についてスポーツ庁と事前協議の上で、印刷物2部をスポーツ庁に提出すること。

 

【応募資格(委託先)】

  法人格を有する団体

 

【委託期間、事業規模、採択予定件数】

  ・事業期間:契約を締結した日~令和7年3月28日
  ・事業規模:1件当たり12,000千円程度
  ・採択件数:1件

 

【スケジュール】

  •   公募開始:令和6年7月18日(木曜日)
  •   公募締切:令和6年8月12日(月曜日)17時00分
  •   選定  :令和6年8月
  •   契約締結:令和6年8月以降
  •   契約期間:契約締結日から令和7年3月28日まで
  •  

【申請方法】

  公募要領等を確認の上、企画提案書をメールで提出してください。
  メール提出後は、念のため問合せ先まで電話連絡をお願いします。
  提出期限:令和6年8月12日(月曜日) 17時00分必着
  提出先:kensport@mext.go.jp

 

【お問い合わせ先】

  スポーツ庁健康スポーツ課(見供)
  TEL:03-5253-4111(内線3575)
  E-mail:kensport@mext.go.jp