スポーツが探せる、見つかる。

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令和6年度 Sport in Life 推進プロジェクト「先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究」公募について

  • スポーツ庁から
2024.09.02

令和6年度 Sport in Life 推進プロジェクト「先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究」の公募が始まりました。

皆様からの積極的なご応募をお待ちしております。

 

詳細は以下URLよりご参照ください。

https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/boshu/detail/jsa_00309.html

 

【事業の趣旨】

 運動・スポーツは、体力の維持・向上、体重管理、自己免疫力の向上、ストレス解消等、心身の健康の保持増進に様々な効果が期待できる。また、こうした効果を高めるためには、スポーツを支える土台としてのコンディショニングや、心身の維持・向上が必要な機能に焦点を当て、運動・スポーツの効果や影響に着目し、それに適した方法や目的を定めた運動・スポーツ(目的を持った運動・スポーツ)を実施することが重要である。目的を持った運動・スポーツの実施において、運動・スポーツに関係する要素(維持・向上させたい心身の機能)は、スポーツ生理学的に筋骨格系、神経系、呼吸循環・内分泌代謝系及びメンタル系の4つに大きく分けられ、これらの要素に焦点を当てることによって、目的を明確化することができ、目的に合わせた運動・スポーツの実践につながる。
 運動・スポーツを実践する場において、アスリート、医学的配慮が必要である者、疾病や介護予防等のために運動が必要である者等については、それぞれの目的に応じた方法でコンディショニングを含めた運動・スポーツが実施されるよう取組が行われている。一方、子育て世代や働く世代、未病である者については、こうした目的に合わせた運動・スポーツの実施状況や自らの身体への意識の高さは個々のリテラシー及び取り巻く環境等により、多様であると考えられる。そのため、多くの人々が、自らの心身機能の状態や運動・スポーツの影響及び効果に対する関心を高め、個人の適正、健康状態及びライフスタイルに応じて、ライフパフォーマンスの向上を目指し、目的に合わせて運動・スポーツが実施できるような環境整備等が求められる。このため、スポーツ庁では、Sport in Life推進プロジェクトにおいて、令和4~5年度にかけ「コンディショニングに関する研究」、令和5~6年度にかけ「ライフパフォーマンスの向上に向けた目的を持った運動・スポーツの推進に係る調査研究」などを実施している。
 また、AI・ビッグデータ・IoT等様々な技術革新が急速に広がり、こうした先端技術の活用を通じて人々の「働き方」や「生活様式」等のライフスタイルも大きく変わろうとしている。働き方改革も進展し、生活時間の使い方にも変化が生まれようとしている中、先端技術を取り入れたスポーツの推進を図るとともに、毎日の生活の中でスポーツに親しむ時間や環境を確保することが求められている。
 以上を踏まえ、先端技術を活用した機器及びプラットフォーム等も活用し、目的を持った運動・スポーツを推進していくため、以下の事業を実施することにより、多くの国民が多様なコンディショニングを気軽に行える環境整備を促進する。

 

【事業の内容】

(1)先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究の事業全体の計画・執行等、及び当該研究に伴う「課題」に関する調査研究

①事業全体の企画・管理等

②先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究に伴う「課題」に関する調査研究

 

(2)先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究

①ネットワーク等を用いた心身データの測定等に関する研究

②心身データの互換・結合・統合に関する研究

③多様なコンディショニング手法の開発・研究

④ネットワーク等を用いて適切なコンディショニング手法を提供するための研究

⑤年齢・性別・地域特性等に伴う身体活動量等の特徴や変化に応じ適切なコンディショニング手法を提供するための研究

 

(3)実施条件

①3(1)①提案の検討委員会は、次の分野の有識者10名程度で編成する。また、3(2)a~eの各調査研究の管理者等をオブザーバーとして参加させる。なお、検討委員会の委員については、スポーツ庁と協議の上決定する。
 ・心身データの測定に係る「人間情報学」「応用情報学」
 ・心身データの保管や分析に係る「情報科学・情報工学」「法学」
 ・心身データの分析結果のフィードバックに係る「スポーツ科学」「健康科学」「社会医学」

②3(2)a~eの各調査研究を適切に管理するとともに、必要に応じ、各調査研究に有識者で編成する会議体を設置する。

③3(1)と3(2)の調査研究の実施にあたり、3(1)の実施は事務・事業の一部を、3(2)の実施は事務・事業の一部又は全部を再委託することを可能とする。なお、3(1)②及び3(2)の実施に係る再委託数・再委託先、再委託する内容は、スポーツ庁と協議の上決定する。
④事業規模は、上記(1)は24,000千円程度、上記(2)は35,000千円程度を目安とするが、この限りではない。

 

(4)事業報告書の作成

 

 

【事業の実施期間】

契約を締結した日~令和8年度末まで(3カ年度事業(予定))
ただし、2カ年度目以降の契約については、技術審査委員会にて、事業実施状況等について評価又は確認等を行うとともに、次年度の事業実施計画書の内容を審査し、予算の状況等を踏まえ委託事業を継続することが適当であると認められた場合、事業の継続を決定し、契約を締結するものとする。なお、契約の締結は年度毎に行うものとする。

 

 

【事業規模及び採択予定件数】

事業規模:59,000千円程度(令和6年度)
採択数:1件
※令和7年度以降の事業規模については、実際の予算の状況等により変動するものであるが、今回の企画提案書の検討に当たっては、本研究の事業全体の計画上、各年度において110,000千円を上限に必要となる費用を見積ること。

 

 

【企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項】

(1)予算決算及び会計令第70条の規定に該当しない者であること。なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約の締結のために必要な同意を得ている者は、同条中、特別の理由がある場合に該当する。
(2)文部科学省の支出負担行為担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(3)各研究テーマに関する専門的な知見を有するとともに、国などの公的機関の委託事業を受託した実績があることに加え、スポーツ実施率の向上に資する研究事業が実施可能な法人格を有する団体であること。

 

 

【選定方法及び選定結果の通知】

選定に係る審査は、スポーツ庁が設置する技術審査委員会において、提出された企画提案書等について書類審査を実施する。

必要に応じてスポーツ庁から企画提案者に対してヒアリングや提出書類の内容確認、追加資料の提出等を求めることがある。

審査方法については、別添「審査基準」のとおり。 選定終了後、30日以内に全ての企画提案者に設定結果を通知する。 

 

 

【公募説明会の開催】

開催日時:令和6年9月11日(水曜日)16時~
開催場所:オンライン開催
参加方法:zoomアプリによるオンライン参加
参加人数:応募を検討する団体等は、1社1アカウントでの参加とする。
参加申込:説明会に参加を希望する者は、事前に参加申し込みを行うこと。
申込方法:令和6年9月9日(月曜日)17時までに、スポーツ庁健康スポーツ課宛に、所属、参加者氏名を明記の上、メール(アドレス:kensport@mext.go.jp)で申し込むこと。その際件名は【先端技術を活用したコンディショニング基盤実証研究説明会申込】_○○(団体名)○○とすること。

 

 

【スケジュール】

 (1)公募開始:令和6年8月30日(金曜日)
 (2)公募説明会:令和6年9月11日(水曜日)
 (3)公募締切:令和6年9月24日(火曜日)12時必着
 (4)審査:令和6年10月上旬頃
     選定及び委託事業実施計画書の提出:令和6年10月中旬頃
 (5)契約締結:令和6年10月下旬頃
 (6)契約期間:契約締結日から令和7年3月31日まで

 

 

【お問い合わせ】

 スポーツ庁健康スポーツ課

 電話番号:03‐6734‐3575(直通)
 メールアドレス:kensport@mext.go.jp